バカポエム

バカなポエムとバカな自由律俳句とその他色々を発表しています。

いつだってなぜか

窓の外眺める君はいつだってなぜか少し寂しげでぼくの夢に出てくる君はいつだってなぜか女ボディービルダーで

なかよし

遠い星から来たお姫様のはずなのに「私たちってなかよしよね!まるでジョーダンとピッペンみたいに!」

TPO

「これ読んでください」と白い封筒のラブレター返却するAVに添えられて

嵐の前の

フハハハという笑い声とともに僕の肛門から飛び出していった何かと丸く穴のあいたズボンとパンツ全校生徒の前でどうすることもできず僕は送辞の続きを読み始める

炎の人

カンバスの眩しさを教えてくれたベレー帽おじさん絵の具の鮮やかさを教えてくれたベレー帽おじさん本当に描きたいものを描きなさい本当にやりたいことをやりなさいそう教えてくれたベレー帽おじさん のちのマイクロビキニで市役所突撃おじさん

orange

坂道を転がるオレンジを背広の人が追いかけていった小走りで小走りでどこまでも

心変わり

今夜は混ぜご飯よってメール来たからと斎藤君が家に帰っていった富士山の九合目から

愛の条件

いつからだっけフリスク食わないと飼い猫が呼んでも来ない

ポジティブシンキング

文句を言ってもエンストは直らない今はひとまず猥談の続きだ

運命の輪

ママお手製のタロット占い明日の私の運命は「宿便」の逆位置

混線

俺の乳首を押すと隣家のテレビが点いてしまったあの日夢見た近未来はこんなはずじゃなかったのに

ラブゲーム

絵の具セットの汚さが初恋の熱を冷めさせ財布の中の蛇の抜け殻が再会の炎を吹き消す

宇宙の無限

ぼくの眼は青空を通り過ぎ宇宙の無限を見つめているぼくの部屋にはもうエロ本を隠す場所がないから

ここらでひとつ?

まんじゅう的なアレじゃなくて本当に怖いのあなたの屁の音が

おせっかい

「ろくなもの食べてないんでしょ?」おせっかいな幼なじみが囲炉裏にタヌキを吊るしながら

文明と人間

あなたといるとやたら自動ドアに挟まるからそれが彼女の別れの言葉

息子

息子が東京で寿司職人になりました異名は「暴走機関車」です

鈴なり

ガラス張りのダンス教室の子ら鈴なりに職質される俺を見ている

飾りじゃないのよ

腹のポケットにチワワ眠らせ尻のポケットからマルボロ取り出すカンガルーおばさん源氏名明菜

母へ

脱走したハムスターが履歴書に小便ぶっかけちゃったからとりあえず仕送りお願いします

日記

エロ本を枕に酔いつぶれて眠る俺の肛門をキャラメルコーンの袋の目玉が見つめている午前8時俺の歓迎会だったはずなのに結果一人焼肉になった 昔の恋人は今ごろ高崎線に乗ってパートのおばさんたちの抗争に巻き込まれに行くのだろう「がんばれゴエモン」に出…

COLORS

あかあおオレンジくろみどり ああ どの色にしようかな 乳首を隠す ★の色

紙飛行機

紙飛行機とんでいけ大空へとんでいけぼくの陰毛を挟んだままどこまでもとんでいけ

活性化

今夜、縄の縛りがいつもよりキツいのは女王様の同級生がノーベル賞を取った記念らしいいがぐり頭をピンヒールで踏まれながらこの刺激でもしも頭が良くなったら喜べばいいのか悲しめばいいのか僕はよくわからなくなってしまった

思い出のソネット

修学旅行の一番の思い出は同じクラスの橋本さんが「私この子がいないと眠れないから」と家で飼ってる豚を連れてきたこと 高校三年間の一番の思い出は同じクラスの橋本さんがネプチューンのホリケン好きが高じて二の腕に似顔絵を彫ってしまったこと 十代の夏…

不思議の国の俺の部屋

胴体が近代麻雀の兵隊がタモリ倶楽部のテーマをラッパで奏でる不思議の国の俺の部屋 脱ぎ捨てたトランクスの上に寝ころんで太い陰毛が水煙草を吹かしている不思議の国の俺の部屋 ハッピーターンの空き袋をかぶった帽子屋とユンケルとレッドブルでお茶会不思…

蛍の光

ハゲた部分に昼の光を蓄え暗闇で光る僕の叔父さん独りぐらしの夜中の部屋で捨てられない写真を照らしている

ショッピング

髪を粉っぽくして肌を白く塗ってカリフラワーに擬態しているよ 井上陽水がどこかの国の井上陽水が朝の市場で 口をへの字にして照れくさそうな顔をしてきょろきょろ陽水を探しているよ 奥田民生がどこかの国の奥田民生が朝の市場で

暇な

木彫りの男根の向こうからロックマンがやられた時の効果音が延々と、延々と 暇な秘宝館の話さ 猥歌の流れるスピーカーの向こうから焼きたてのクッキーの香りがほんのりと、ゆらゆらと 暇な秘宝館の話さ

追放

あれはかわいそうな和尚さん寺を追い出された和尚さん悪霊を退治するときに目からビームを出したから寺を追い出された和尚さん