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バカポエム

バカなポエムとバカな自由律俳句とその他色々を発表しています。隔週土曜日更新。

ボンバイエ(バカ自由律俳句)

借金取りにトマトぶっつけて祖母の気概 猪木のテーマ口笛でホテトル嬢 張り込みの刑事の気配感じながらAV鑑賞 ブリーフに生えたキノコ日時計になり これがボディービルダーのパジャマか

loser

試合に負けて泣き崩れる 僕の涙に濡れる体育館の床 それを見たマネージャーが すごく嫌な顔でティッシュを抜き取る 何枚も何枚も

ディスコ(バカ自由律俳句)

テキ屋の親父のもみあげリスの尾にそっくり 好きな子に似せた案山子ばかり猪に狙われ 己が屁に鼻つんざかれる 君の屁を聴きサッチモの夢見る 村のディスコだった物置よ

スニーカー

眩しいくらい真っ白なスニーカーで 寺から駆け出してきたんだ 昨日お布施をした托鉢僧が

既視(バカ自由律俳句)

職場に一人称「ボク」の女二人 検尿の紙コップの如き温もり我が胸に 似たようなのデイリーポータルZで見たと一蹴 差し歯捨てて不貞寝 クもワもマもンも上手に書けるようになって姪っ子

秘技

メトロイドみたいな 丸まりジャンプで 尼が木魚に変身し 法事が無事に終わる

ごわごわ(バカ自由律俳句)

祖母のうろ覚えのだっふんだ訂正している 「ふぐりっ」とくしゃみしてみる独り部屋 想い人の寝屁がうるさい ゴリラの掌きっとこんな感触だろう 新しいお父さんの女装癖よ嗚呼

不思議なラッツ

不思議な国の 不思議なラッツ 不思議な国の 不思議なラッツ クワマン以外が みんな白いよ 不思議な国の 不思議なラッツ

変化(バカ自由律俳句)

便座カバーも変えたけど髪型も変えたんだよ 缶ビール片手に子犬用の服をデザインしている 母が父にナンパされし狛犬の前陽だまり RPGならですじゃ口調の老婆だ 我が禿げ方は図B

理由

大きな空を見上げながら 女にふられたわけを考えている あっ あの雲 縮み上がった金玉みたいだなあ

横顔(バカ自由律俳句)

炊飯器から出る湯気の色ではない 恐怖新聞と同じスタイルでデリヘル嬢よ ウォッシュレットに嘘つきと叫んで泣いていた 僕の腋汗ジミ娘さんの横顔に似てませんか部長 キューのこと「棒ッコ」とビリヤード場のマスター

jazz

姉と結婚した黒人のジャズマンが 引きこもりの俺の部屋の前で 今朝もトランペットを吹いている

子猫(バカ自由律俳句)

同級生の新曲ぼうっと聴いているソープ待合室 辞表の文面すらすら思いつくソープ帰り 無職仲間と猥談しに行っただけのハローワーク この部屋も剣道部の臭いかお前ん家 TENGAにじゃれた子猫にマジギレ

きみの夢を見た 胸がドキドキした ぼくの夢の中できみは 土佐犬の睾丸を素手でもぎ取っていた 授業中きみと目が合うたびに 胸がドキドキした

親族集合(バカ自由律俳句)

祖父の猥談に胸やけ 叔父さんが痔の薬塗ってるからその部屋は 義姉がまた寝言でシブがき隊お説教 荒俣宏に似ているとは言えず姪っ子よ あのボディービルダー誰だ

晩秋

バイト先の製麺所のメンバーで ドンジャラを作ってみるも 俺の牌がどの役にも関わってこない

そわそわ(バカ自由律俳句)

検便の手順幾度も説明してデートに行けず やましいこと何もなくただ痔が痛くて挙動不審 痴女探した公園で夕日眺めている職安帰り なぜ今遠藤久美子が夢に出てくる 紐パン固結びでもう十五分半裸のまま

名人芸

が~まるちょばのパントマイムで まるで空中に静止しているみたいだなあ ゴリラの頭蓋骨

冬の味覚(バカ自由律俳句)

出家名に「苺」の字 陰毛くっつけたままマニキュアが乾く ゼミの教授が当たり前のように雪を食っていた もはや火器と呼べぬほどのエロジッポであり アニメ研究会のジョンとポールそしてヨーコ

イエローサブマリン

いつものように 保健室に行くと いつものベッドで 知らないおじさんが眠っていた おじさんは僕にきかせてくれた 中年が中年を苛める国の話 おじさんが頭からかぶっている毛布は 眩しいくらいに黄ばんでいた だから僕は暗闇に向かって船を漕ぎ出した 卒業の日…

同窓会(バカ自由律俳句)

合コンのために指毛剃ったらしい 純銀の食器鏡にして痔の薬塗る 肥満児がメンチカツこっそり齧りし押入れよ エロかった副担任は五十歳になっていた 乳首ピアスだなんて聞いてないぞ

指輪物語

僕の心の中のドワーフが 斧を振り回して暴れている ああ 彼をなだめながら 今日も僕は社長の娘のブスを褒めている

鼓膜(バカ自由律俳句)

空は高く風は深く検便は再提出 あの屁あの距離鼓膜は無事か 寺門ジモンではないのにそのアカウント使うか 「すっぱい」という理由でUFOに吐き出され 始末書から牛角のにおいする

監視者

用を足そうと便器の前に立ち ズボンのファスナーを下げた 潜望鏡がニュッと出てきて 俺の顔を見て引っ込んだ とりあえずファスナーを上げて ひとまず仕事場に戻ることにした あれから小一時間経ち 再び尿意に襲われているのだが 小便の仕方がいっこうに思い…

前歯(バカ自由律俳句)

停電したオカマバーが騒がしい 父も模範囚だった 痴女なのに肩の筋肉がすごい 女子の前で前歯折れた日の夕暮れ 遠雷、野グソ、また遠雷

正義

猥談に夢中になっている間に お土産にもらった高級明太子が 台所のテーブルの上で すっかり傷んでしまっていた そんなものだ 俺の人生なんて 真夜中の神社で 賽銭箱に突入させたカブトムシが マカロンを掴んで戻ってきたのを見て 思わず「罰当たりめ!」とつ…

焦げ茶色(バカ自由律俳句)

新しい住職もアニメ声である 風俗ルポ書き終えて窓の外よい月 獄中からの手紙で兄の乳首の色知る 貴方がくれた誕生日プレゼントも消臭機能付きで 全力でつみれに混ぜた

もみあげに カナブンがたかっている人に 唇を奪われる夢を見て もみあげに カナブンがたかっている人に 唇を奪われた午後 たった一つの予知夢の思い出

キュビスム(バカ自由律俳句)

こないだ尻から血が出たよああそれロン 肥った我が腹の上でバッタがまぐわっておる 「ちんこ」とだけ書いた表札五分だけ掛けておく 我が先祖の名は性病に残りて キュビスムのような野糞ひっていつまでも見ている

冬の朝

まっしろな ぼくのりれきしょが ふゆのひざしに きらめいている かぞくみんなで それをながめている かすかなほほえみ coffeeのかほり

だから僕は涙を拭う(バカ自由律俳句)

ランジェリーの祟りじゃランジェリーの祟りじゃと尼 金玉から除霊する 木彫りのアルフィーにニス塗る工房の隅 涙で犬の交尾が見えない 末高斗夢のサインだけ焼け残った

ヒルガオ

庭にヒルガオが咲いていた 男が寝転んでそれを眺めていた 痩せた顔を撫でていた指先に男は いつの間にか長く伸びていた ほくろ毛を見つけた 何気なくそれを引っこ抜いたその瞬間 USBメモリを取り外した時の効果音が 彼の頭の中にデロンと響いた 指先に挟まれ…

前口上(バカ自由律俳句)

のど自慢の前口上で父の前科知る カラッと揚げても石は石 「ハイスコア!」と歌舞伎座の客席から 五時の乳首二時の乳首 髪の色ブルドーザーみたいな痴女だった

茶柱の人

吐血はウソだったけど 血便はマジだったんだぜ そう打ち明けてくれた君の瞳は やさしさとあきらめを見つめていた このごろ毎晩夢で 違うラッコにメガネを砕かれるんだ そう話した君の声は かなしみととまどいに揺れていた 底なし沼に君がはまった時 立ち泳ぎ…

Fire(バカ自由律俳句)

祖父と老ルンバのダブル深夜徘徊 文具屋の試し書きコーナーにデ・ニーロ来たらしい 農業高校のジミヘンが鍬燃やすまた一本 工場では指サックソムリエと呼ばれている 余すところなく夕日に染まり金玉

銀色の冬

冬の街の雑踏の中 ううん全然待ってないよ と言いながらも スクラッチくじの銀色が 爪の間にぎっちり詰まっている私を ねえ、ぎゅっと抱きしめて

黒髪(バカ自由律俳句)

女力士といぼ猪どちらが強かったか君の国のじゃんけん 所さんのエアガンが最後の一葉撃ち落した窓辺 所さんのラジコンヘリが羅生門の楼探りに行く 所さんのアメ車がメロス追い抜いた 自慢の黒髪なびかせて黒ずんだ輪ゴム投げつけられる

そして伝説へ

水泳部の県大会が近いので、一人学校のプールに残り練習していると、にわかに人の気配を感じた。はっと顔を上げる。夢中になっているうちに、辺りはすっかり暗くなっていた。まずい、警備の人だ。前に同じようなことがあってすごく怒られたことがある。 説教…

握力(バカ自由律俳句)

君の握力よルマンドまた粉々 お前にサンが救えるかとインカム越しに怒鳴られ 美乳なのはもうわかったから 尼さんが消臭力買っていった 壁の模様した布と父の下着いっしょに洗われてくノ一が泣く

近所の憧れのお姉さんの髪から漂ってくる 甘いシャンプーの香りが お姉さんの飼っているパグの 肛門からも漂っていた 犬の散歩なんて 軽々しく引き受けるんじゃなかった 頭が 破裂しそうだ

イーピン(バカ自由律俳句)

亀頭に蜂 三つ子の縄師 味噌ラーメン半チャーハンセットみたいな色の服着ている ロンと叫ばれてイーピン食った スナックのママのケツアゴにコチュジャン跳ねて

マッチ棒クイズ

突然攻め込んできた宇宙人によって 人類は七日で滅ぼされてしまいました たった一人だけ生き残ったあなたは今 辺境の地の遺跡にいます マッチ棒を一本使って 古代の戦士を目覚めさせてください

火花(バカ自由律俳句)

包茎手術前夜の星よ月よ 包茎手術中幾度もコイントスしていた若医者 包茎手術後再生した留守電に別れ話 檀家にタンクトップ注意されし坊さんの涙目 なんとまあバキュームカーから火花哉

海が黙っている日には

海が黙っている日には 窓を開けて手を伸ばし 海をめくる 海をめくった隙間に 捨てられない手紙や 写真を隠しておく 海が饒舌な日には その上を船や魚が通りすぎる ライオネル飛鳥に出そうとしたファンレターや ハルク・ホーガンのコスプレで 女子高の同窓会…

エッセイ本(バカ自由律俳句)

巨乳が大好きで眠れず 「大盛り焼きそばをかき混ぜるように」と官能小説の山場で 我が金玉に見惚れる我であり 女子アナのエッセイ本より先に買う物があった 君の革ジャン臭き軒下

不惑

一度捨てたエロ本を 拾いなおすために 同じ蚊柱に二度突っ込んだ 不惑の春の夜 川の水を吸って少しふやけた 若奥様痴女が カッハカハ咳き込んでいる私を 嘲笑っていた

にわか雨(バカ自由律俳句)

白き職歴欄に渾身のパンティ描く 肛門科の軒下にわか雨長くて あのパンチパーマは義母か義姉か 老婆の号泣のようなギターソロだ 妻の携帯に「ケツアゴ」からの着信二十件

飼育

熱で学校を休んだ翌日 密かな想いを寄せている 隣の席の女子から借りた 古文のノートの片隅に 肥満児の僕が 鬼みたいな顔のババアに 乳搾りされている パラパラ漫画 川のせせらぎのような 柔らかい文字で筆写された 古い古い詩の 注釈の下に ギザギザしたフ…

差し歯(バカ自由律俳句)

フンコロガシにも引き取ってもらえぬ またオカマバーができたのか 我が尻子玉ウェストポーチに放りし河童よ 棺桶覗き込んだ瞬間に差し歯落とす 余ったニプレス雪だるまの目になり

断絶

俺の「童貞」に 小蝿がわいている夢を見た × 嫌な汗をかき飛び起きると 股間に違和感がある × おそるおそる目をやると 玉袋に油性ペンで 「さよなら」と書かれていた