2014-12-06 儀 詩 巫女として 裸に布一枚で踊りながら 二人の男は 徐々に肉体を絡ませていく 燃え続ける炎の底には 静かな闇が沈んでいる 低く響く太鼓の音は 森の樹を荒々しく抱きしめる 巫女として 裸に布一枚で踊りながら 二人の男は 徐々に肉体を絡ませていく 互いの名も 運命も忘れ 二人の男の肉体に 汗は飛び散る そんな夢を見た日から <野球やろうぜ> その一言で 喉が焼けるように 熱いんだ、磯野 磯野……