2017-07-29 さよならだけが(バカ自由律俳句) 自由律俳句 捨てたカツラで燕が巣を編む スクラッチくじの銀色詰まった爪で夕日指さしている 刈ったばかりの頭にカナブンがたかる 野花活けられているスッポンドリンクの小瓶 探していた女装用キャミソールがくす玉から 猥談の間に熔岩冷えて固まる マジックミラー号去って広い路だ 今朝見た夢の通りに笑点が進行する 勃起悟られまいとしてツイストアンドシャウト 椿の向こうでボディービルダーが落ち込んでいる ガムテープくさいダッチワイフと抱き合っている このエロ本にも飽きるのだろう花に嵐のたとえもあるし